わからない言葉の意味を調べるには、辞書を使うよね。
国語辞書が違うと、表現の仕方が違うんだよ。
◆学校では教えてくれない!国語辞書の遊び方
我が家にある「昔の大人用のもの」と、
「少し前の小学生向きのもの」と
「手のひらサイズのもの」と比べてみる。
●「春」を引いてみると
①一年を四つの季節に分けた一つ。冬のつぎ、夏の前の季節。三・四・五の三か月。(新レインボー小学国語辞典 改定第4版)
①寒い冬と暑い夏の間の、気候の良い季節。雪・氷が解け、草木が芽を出し、花を開く。 三・四・五の三か月(新明解国語辞典 第三版)
①四季の一つ。三・四・五の三か月。(国語小辞典 永岡書店)
●「恋」
・男が女に、または女が男に心をよせ、したうこと。(新レインボー小学国語辞典 改定第4版)
・恋愛(新明解国語辞典 第三版)
・男女がこいしたうこと。恋愛。(国語小辞典 永岡書店)
●「愛」
①かわいがり、大切にすること。また、その心。(新レインボー小学国語辞典 改定第4版)
①愛情(新明解国語辞典 第三版)
①かわいがる(国語小辞典 永岡書店)
お父さんお母さん、おじいさんおばあさんの古い辞書と引き比べるのも面白いよ。
自分用の辞書を買うときは、
「同じ言葉」を店頭で何冊か引き比べをして、
意味が自分にとってしっくりくるものを選ぶといいよ。
◆新レインボー小学国語辞典
◆国語小辞典 永岡書店
◆舟を編む
◆ことばハンター