きいろあおいろみどりいろ

とある学校の図書室(館)のお話し

とある学校の図書室(うらしまたろう)

 

◆時田史郎/再話 福音館書店 日本傑作絵本シリーズ

 

■こどもらが、ごしきのかめを ぼうきれで

たろうは そこで、びくのなかのざっこ さんびきと かめを とりかえた。

「もう こんな ところへ にどと くるんじゃない」

うつくしいむすめが おおきな かめを したがえて あらわれた。

たろうのてをとり、かめにのせた。

「もう、おまえは ひとのこではない。

りゅうおうのこに なったのだ。」

さんねんのつきひが すぎた。

しほうに まどがある へやだった。

「さんびゃくねんもむかし、このむらに たろうという

みすじのけむりが たちのぼり、

はくはつのろうじんになってしまった。

 

 

■いっすんぼうし

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