きいろあおいろみどりいろ

とある学校の図書室(館)のお話し

とある学校の図書室(専門職でなく、嘱託員)

4月から、中学校勤務。

「中学校での勤務、間違いではないですか?
私は小学校を希望しましたが」

「中学校です。」

「中学校では、ようやく小学校での仕事で出来てきたノウハウとか、キャリアとかを
役に立てるのが難しいのですが。
小学校に空きがあるならそちらにして欲しいのですが」

「1年契約ですから」


以上。

そうでした。
私たちは「専門職」ではなく「事務の嘱託員」
「パートのおばちゃん。」
ノウハウもキャリアもできてなんかいないわけですね・・・

「子どもたちの読書力の向上」や「本の楽しさ」を教える専門職だとは
思い上がりでした。

これが学校図書館司書のとある嘱託員のお話です。