きいろあおいろみどりいろ

とある学校の図書室(館)のお話し

とある学校の図書館(字がない絵本をどうやって読むの?)

「先生、この絵本 字がないよ。どうやって読むの?」と1年生。
◆かさ 太田大八

「まったく字がない絵本をみつけたんだね。すごいね」

大発見を褒めてあげると 大体の子は満足して
自分の席に戻って、その絵本を見る。


「だから、先生 この本はどう読めばいいの?」

先生は「絵本を読みなさい」と言うが、
字が書いていないものは読めないと言いたいのかな?

「‘この絵は、何かな?‘‘これはこういうことかな‘って自分で感じてみればいいんだよ」

不満げな様子。
(読めって言ったのに、感じて(想像して)っておかしいと思っているのか)


私が言いたいのは、
自分で読めないような難しい本(高学年向きの本)を読むのではなく
自分で読めるレベルの本を読みなさい
ということなんだけどな。

「あっちの大きい子が読む棚でなく、ここの絵本棚から選んで読んでね」と言っているからか?

難しい・・・



<字のない絵本>
◆あかいふうせん

◆旅の絵本◆なみ スージー・リー◆ZOOM◆漂流物