きいろあおいろみどりいろ

とある学校の図書室(館)のお話し

とある学校の図書室(読書の秋の由来2説)

中国の詩人 楊万里(1127-1206年 南宋時代)
「本は秋に読むのがいい」

秋思
平生畏長夏  平生 長夏を畏れ
一念願清秋  一念 清秋を願う
如何遇秋至  如何ぞ秋の至るに遇えば
不喜却成愁  喜ばずして却って憂いを成すや
書冊秋可續  書冊は秋に読むべく
詩句秋可捜  詩句は秋に探すべし
永夜宜痛飲  永夜は痛飲に宜しく
曠野宜遠遊  曠野は遠遊に宜し
江南萬山川  江南の萬山川
一夕入寸眸  一夕 寸眸に入る
請辨雙行纏  請う 雙行纏を辨(とと)のえん
何處無一丘  何處にか一丘無からん


中国の文人 韓愈(かんゆ768〜824 東時代)
「燈火(とうか)親しむべし」

秋になると涼しさが気持ちよく感じられ,あかり(燈火)になじむようになる。
秋は読書に一番適した季節であるということを表現した言葉。
秋は、脳の活動に最適な気温になるため,読書や勉強に没頭しやすい季節らしい。